okyu39's blog

歴史上人物1000人の辞世詠を1日1人ずつ紹介する貴重史料です。

下戸の酒恨み

下戸の酒恨み

 下戸が上戸いびりをすること。

 酒臭い、に始まり、やれ無様だの、トラになるまで飲みたいかねえ、酔いどれて卒中死しても俺はしらんなど、素面で責めたてる舌鋒は手厳しい。アルコールが入っての管巻きと違って、可愛げがないのである。「酒恨み」はもちろん逆恨みのもじりである。