okyu39's blog

歴史上人物1000人の辞世詠を1日1人ずつ紹介する貴重史料です。

インテンショナル・イミテーション

 

 俗にいう「やらせ番組」のこと。

 ショッキングシーンを見せる、いわゆるキワモノの過半は、プロダクションのスタジオにおいて細工して録画された仕組まれた虚像(インテンショナル・イミテーション)なのである。今やテレビ番組の十八番となっており、視聴率が高まるのをいいことに、平然とまやかし番組を放映している。視聴者も舐められたものだ。

728コスモツリー

728コスモツリー

「ナニワコスモツリー」と発する。大阪は淀川中ノ島に建設なった高さ七二八メートルに達する世界一の電波塔である。

いうまでもなく東京スカイツリーを意識した天辺競いで、東京のそれ六三四メートルと比べ一〇〇メートル近く高い。七二八は東京に負けておられへんでえ……と、土性骨を見せ付けた感じだ。今や大阪都の新観光名所になっている。(以上、仮想の内容)

下戸の酒恨み

下戸の酒恨み

 下戸が上戸いびりをすること。

 酒臭い、に始まり、やれ無様だの、トラになるまで飲みたいかねえ、酔いどれて卒中死しても俺はしらんなど、素面で責めたてる舌鋒は手厳しい。アルコールが入っての管巻きと違って、可愛げがないのである。「酒恨み」はもちろん逆恨みのもじりである。

酔弊思考

 

人は酒に酔うと思考が中和され、細事にこだわらなくなること。

「水平思考」のもじり言葉。飲酒功徳の一つである。アルコールによるほろ酔い機嫌の者は、感覚が鈍るにつれ言動が大まかになる。口から出まかせを言ったり、謹厳実直氏の制御回路が緩んでにわかに助平になったり、出来もしない空約束を連発するなど「酔弊思考」の端的な現れである。

惹句マニア

 

 キャッチコピーに販促の霊力が宿ると信じ込んでいる人たち。

新聞雑誌などペーパーメディア時代の、自由発想に基づくキャッチフレーズ万能を信奉している旧世代コピーライターによく見受けられる。現今のキーワード(「キラーワード」参照)マニアの対応語である。

かくいう荻生も「惹句マニア」の1人で、ネット上の検索エンジンのヒット率で見出しを決めてしまうSEOとかいうキーワード方式を無視しつづけている。そのためかわがネットショップやホームページやブログでのアクセス数は貧相なものだ。

 

 

花酒爺の仕事場 「おぎぶん工房」ホームページ へ気軽に遊びにいらっしゃいませんか。

楽しく面白い発見があるはずです。

またケツ出し

 

 テレビでCMをはさんで直前映像を二番煎じで見せる、時間稼ぎのダサい手法のこと。NHK以外の各局で時間稼ぎの常套手段になっている。

見たいヤマ場でCMを流され、バカタレどもの痴話に付き合わされ、おまけに上げ底リピートを食わされる。本番番組は実質半分程度に短縮といった、いわば時間泥棒をやってのけているのである。視聴者は、見せてやってるのだ主義の放映に、屁でもこきながら「またケツ出しか」とぼやくしかない。